田井小の児童の父親らで作る田井小おやじ応援団は3月24日今春卒業する6年生と保護者の思い出作りとして、地区内の名勝・十禅寺山標高(237.5 M 】で親子ハイキングを開いた。児童達は山からの眺望を楽しみ自分たちが育った地域の魅力を再発見した。
<卒業の思い出づくり>
十禅寺山の登山道は、応援団が地域貢献活動として清掃や樹木の枝打ちといった整備を続けている。ハイキングには応援団メンバーと児童保護者ら約30人が参加し山麓から山頂近くの最高峰の広場までの往復約5 km のコースを歩いた。児童らは急坂を励まし合いながら登り、中腹に差し掛かって眼下に瀬戸内海の多島美が広がると、海だ、すごい、などと歓声をあげた。広場に到着後応援団メンバーから十禅寺山の歴史を教わり、校歌を歌ったり親子対抗リレーで会をしたりして親子や友達同士の絆を深めた。子供達が一人ずつ山に向かって将来の夢を叫ぶ場面もあり、プロサッカー選手になって活躍したい、お母さんみたいな看護師になるなどと、大声で宣言した。今井楓さんは(12歳)初めて登った。きつかったけど景色が想像以上に綺麗でゆっくりした」、稲住帆高君(12歳)は「みんなで歩くのは楽しかった。卒業記念にいい思い出になったと話した。おやじ応援団は学校行事の力仕事などを担い、学校を支えている。親子ハイキングは、小学校生活最後の思い出を作るとともに、自分たちが暮らす地域についての理解を深めてもらおうと昨年始めた 。
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