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2024年7月9日火曜日

田井に観光事業新会社

 7月9日山陽新聞地方経済の記事から。
情報誌発行などのビザビ(岡山市北区内山下)は8日、観光事業を手掛ける新会社、「たまのユナイティッド」(玉野市田井)を1日付で設立したと発表した。2022年に開業したグランピング施設SETONITE「セトニテ」(同所)に本社を置き、施設の運営も移管。インバウンド(訪日客)の増加など観光需要の高まりを見込み、新たな旅行商品の開発や観光プロモーションを展開する。ビザビが資本金1千万円を100%出資。同社の吉田大助が代表取締役を兼ねる。従業員は当面5人で今後、新規雇用やビザビからの出向で拡充する。計画では、セトニテでの宿泊を含む旅行プランを企画するほか、海外の旅行会社に観光情報を提供したり、地元の事業者や自治体と連携して誘客を図ったりする。同社によると、瀬戸内海一帯は瀬戸内国際芸術祭などで海外の注目も高まり、セトニテの外国人宿泊客は開業以来、増加傾向。観光事業を一層強化するため、新会社設立を決めた。ビザビは「タウン情報誌の発行で培ってきた情報収集、発信のノウハウを活かして地域の魅力を広くPRし、観光客の滞在時間延長や消費拡大に貢献したい」としている。


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